大竹市新町2丁目、三興化学工業株式会社本社工場のブロック塀に、手掛けた壁画アート。
「手」をモチーフにした作品は、通学する小・中学生をはじめ、車のドライバーからも注目を集めている。
壁画アート作成は、同社の品質システムは今年4月、国際標準化機構(ISO)の最も厳しい品質保証企画ISO9001番を取得したことがきっかけ。
ISO登録に伴い、これまで塀に入れていたJISマークの更新を検討、「まちなかにある工場のイメージアップを図りたい」と壁画アートの作成を決めた。
三興化学の壁画アートは「企業のメセナ(社会奉仕)になり、道行く人に楽しさを提供し、飽きがこないデザインにする。」
国道186号沿いを中心に、工場のブロック塀の総延長は117メートル。塀全体をクリーム色でペイントした。その上、さまざまな表情を持たせた「手」を中心に「指」をイメージした絵で取り巻いた。暖かさが感じられる手書きで連続性のある作品に仕上がった。
「心と色」の密接な関係は、いろいろと研究され、語られています。
意識する、しないにかかわらず、色からの影響を受けている事は事実です。
「色彩」をもっと有効に使うことにより環境の向上を計ることは、大いに可能なのです。
もちろん、好きか嫌いかという感情は度外視して、色を語る事はできませんが
調和のとれた配色は、快適さを生み、そうでない場合には不快な疲労を生み出してしまうことになります。
選択された適切な色彩は、安全性、清潔感なども確保できるのです。
肩に力を入れての話し合いより、リラックスした時の雑談の中から思う以上のアイデアが生まれたという経験を持つ人は多い。そのリラックスした雰囲気は色が十分に演出します。
会議室にリビングルーム感覚を取り入れることで不思議な堅さが取れそれぞれが持つ能力を発揮し、活発な意見のやりとりが始まります。
コミュニケーションカラーであり、ガスの炎の色でもある「ブルー」と和風の赤の代表色でもある「べんがら色」をアクセントに”和と輪”を提案しました。